国際交流基金と日本国際教育支援協会が運営する日本語能力試験公式ウェブサイトです。
2025.03.14
海外で受験する皆様へのお知らせ:携帯電話等の電子機器の禁止について
【海外受験者の皆様へ】
2025年7月試験より、休憩時間中も含めて、試験終了まで携帯電話等(スマートウォッチやすべてのカメラ・通信機能を有する機器を含みます)の使用を不可とします。試験終了まで携帯電話の電源はOFF にしてください。
また、休憩時間中に電源をONにしていた場合は、不正行為として試験の成績が無効になりますのでご注意ください。
【不正行為について】
次のことを行おうとしたり、実際に行ったことが判明した場合には、不正行為となり、試験成績は全科目無効となります。
(1) 試験時間終了まで携帯電話等(スマートウォッチやすべてのカメラ・通信機能を有する機器を含む)が電源OFF でなかったとき
例1:試験中に携帯電話の呼び出し音(マナーモードの振動音も含む)・アラーム、または時計(スマートウォッチを含む)のアラーム音が鳴ったとき
例2:休憩時間中に電源をON にしたとき
(2) カンニング行為:試験中に他の人に答えを教えたり、他の人から教わったり、辞書、教科書、参考書、カンニングペーパー、イヤホン、携帯電話やスマートウォッチ等すべてのカメラ・通信機能を有する機器を使用したり、事前にその内容を机や筆記用具に書き込むなどの行為を行ったとき
(3) 受験者本人以外の人が代理で受験したり、不正ID の使用などで本人確認ができないとき
(4) 試験監督員の指示に従わなかったとき
(5) 試験教室から問題用紙・解答用紙を持ち出したとき、また、問題用紙・解答用紙を写真にとったり、試験の内容や解答を書き写したり、録音したりして持ち出したとき
(6) 他の受験者の迷惑になるような行為をしたとき
(7) 問題用紙の内容・解答や問題用紙・解答用紙の写真、聴解試験の音声などを、インターネットやその他の方法で公開したり、それらを利用したとき(試験終了後の不正行為を含む)
(8) 上記(2)(3)(5)(6)(7) の行為に協力したとき
試験中の不正行為については試験監督員が受験の中止と試験会場からの退去を命じ、それ以後の受験は出来なくなります。これらの不正行為を行った場合、または何らかの理由により、国際交流基金が得点の正当性に疑問があると判断した場合には、再試験を実施したり、試験成績を無効(過去に受験したものを含む)としたり、試験結果を通知しない、将来にわたり日本語能力試験を受験することを禁止するという対応(いずれか又は複数)を取る権利を有します。
国際交流基金は、再試験を行うこと、受験者の得点を通知しないこと、得点を取り消すこと、あるいは将来受験することを禁止することにより、受験者が被る被害や、どんな種類のクレームに対しても責任を持たないものとします。