日本語能力試験にはN1、N2、N3、N4、N5の5つのレベルがあります。いちばんやさしいレベルがN5で、いちばん難しいレベルがN1です。
N4とN5では、主に教室内で学ぶ基本的な日本語がどのぐらい理解できるかを測ります。N1とN2では、現実の生活の幅広い場面での日本語がどのぐらい理解できるかを測ります。そしてN3は、N1、N2とN4、N5の「橋渡し」のレベルです。
日本語能力試験のレベル認定の目安は、下の表のように「読む」「聞く」という言語行動で表します。この表には記述していませんが、それぞれの言語行動を実現するための、文字・語彙・文法などの言語知識も必要です。
レベル |
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N1 |
幅広い場面で使われる日本語を理解することができる
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N2 |
日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる
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N3 |
日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる
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N4 |
基本的な日本語を理解することができる
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N5 |
基本的な日本語をある程度理解することができる
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本文のおわりです