日本語能力試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験として、国際交流基金と日本国際教育協会(現日本国際教育支援協会)が1984 年に開始しました。開始当初の受験者数は全世界で7,000人ほどでしたが、現在は、世界最大規模の日本語の試験となっています。
近年、日本語能力試験の受験者が多岐にわたり、その受験目的も実力の測定に加え、就職、昇給・昇格、資格認定への活用など、変化や拡がりが見られるようになりました。試験に関する要望や提言も出されました。
そこで、国際交流基金と日本国際教育支援協会では、試験開始から25年以上の間に発展してきた日本語教育学やテスト理論の研究成果とこれまでに蓄積してきた試験結果のデータなどを用いて日本語能力試験の内容を改定し、2010年から新しい日本語能力試験を実施することとしました。
原則として日本語を母語としない人を対象に、日本語能力を測定し、認定することを目的としています。
国際交流基金と日本国際教育支援協会が共催で実施しています。
海外では国際交流基金
が各地機関の協力を得て実施しています。(台湾では公益財団法人日本台湾交流協会
と共催で実施しています。)日本国内では日本国際教育支援協会
が実施しています。
本文のおわりです