日本に来て驚いたのは、「すみません」と「ありがとう」という言葉をよく耳にすることです。この2つの言葉はベトナムではよっぽどのことがないと使いません。日本では、親が子供に使うこともあります。
中国でもまず使いませんね。たとえば、「すみません」は自分が明らかに悪い場合に、その内容と事情を明らかにした上で使うような言葉です。中国に帰った時、店で店員さんを呼ぶのについ日本の習慣で「すみません」と声をかけてしまい、とても驚かれたことがありました(笑)
ポーランドではどちらの言葉もよく使います。日本と使い方も似ていて、あいさつのようにも重要な時にも使います。国によって言葉の使い方は、ずいぶん違うんですね。
日本の「すみません」と「ありがとう」という言葉は、相手を思う気持ちが込められていて、とても良い言葉だと思います。
言葉だけでなく、自分のことよりも周りのことを考える態度がとても重視されていると感じます。ぎゅうぎゅうの満員電車の中でも、誰からも文句が出ないことに驚きました。
私も前は満員電車によく乗っていましたが、駅員さんは乗客をいつも押し込んでいますね (笑)
よくありますよね。
中国では、電車の中でも気にせずケータイで話したり、お菓子を食べたりしています。日本にはルールが多くて、最初はそれを覚えるのに苦労しました。でもそのルールを守ると人にめいわくをかけないし、他人からもめいわくをかけられないから、快適に暮らせるんですよね。
私も全く同じ意見です。ルールがあった 方が暮らしやすいです。
JLPT通信 2013
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