このリストは、「日本語能力試験の各レベルの合格者が、日本語でどんなことができると考えているか」を、受験者の自己評価調査の結果に基づいてまとめたものです。
日本語能力試験のシラバス(出題内容)ではありません。また、合格者の日本語能力を保証するものではありません。日本語能力試験が測る日本語能力や出題内容については、「認定の目安」等を参照してください。
このリストは、受験者やまわりの方々が「このレベルの合格者は日本語を使ってどんなことができそうか」というイメージを作るための参考情報としてご活用いただくことができます。
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1 | 関心ある話題の議論や討論に参加して、意見を論理的に述べることができる。 | ||||||
2 | 最近メディアで話題になっていることについて質問したり、意見を言ったりすることができる。 | ||||||
3 | 思いがけない出来事(例:事故など)の経緯と原因について説明することができる。 | ||||||
4 | 相手や状況に応じて、丁寧な言い方とくだけた言い方が使い分けられる。 | ||||||
5 | 最近見た映画や読んだ本のだいたいのストーリーを紹介することができる。 | ||||||
6 | クラスのディスカッションで、相手の意見に賛成か反対かを理由とともに述べることができる。 | ||||||
7 | 準備をしていれば、自分の専門の話題やよく知っている話題についてプレゼンテーションができる。 | ||||||
8 | 友人や同僚と、旅行の計画やパーティーの準備などについて話し合うことができる。 | ||||||
9 | アルバイトや仕事の面接で、希望や経験を言うことができる。(例:勤務時間、経験した仕事) | ||||||
10 | よく知っている場所の道順や乗り換えについて説明することができる。 | ||||||
11 | 準備をしていれば、自分の送別会などフォーマルな場で短いスピーチをすることができる。 | ||||||
12 | 店で買いたいものについて質問したり、希望や条件を説明したりすることができる。 | ||||||
13 | 電話で遅刻や欠席の連絡ができる。 | ||||||
14 | 身近で日常的な話題(例:趣味、週末の予定)について会話ができる。 | ||||||
15 | 相手の都合を聞いて、会う日時を決めることができる。 | ||||||
16 | 驚き、嬉しさなどの自分の気持ちと、その理由を簡単なことばで説明することができる。 | ||||||
17 | 自分の部屋について説明することができる。 | ||||||
18 | 趣味や興味のあることについて、話すことができる。 | ||||||
19 | 店、郵便局、駅などで、よく使われることば(例:「いくらですか」「○○をください」)を使って、簡単なやりとりができる。 | ||||||
20 | 自己紹介をしたり、自分についての簡単な質問に答えたりすることができる。 |
※各レベルの合格者が「できる」と考える割合を、4段階で示しています。割合の推計には「合格ライン付近の合格者」のみの回答結果を使用しています。詳しくは冒頭の「2.リストの作成について」を参照してください。
本文のおわりです